自転車にとって自動車は怖いんです。
おはこんばんにちは。ヨンペです。
先日サイクリングをしていました。その時に感じた、自転車から見た自動車の怖さを書きます。
直前までウィンカーを出さず・幅寄せもせずに左折は勘弁
車道に新しく書かれるようになった、自転車専用レーンを走っていました。右斜め前には自動車。僕自身も車を運転するので、死角に入ってしまわないように、サイドミラーから見える位置で、車間距離を取って走っていました。
100mくらい先に十字路が見えました。僕は車間距離は詰めず、サイドミラーに見える位置で走り続けます。といっても自転車専用レーンを走っているのでそんなに気にしなくてもいいんですが、念のため、と考えていました。
30m手前くらいまで来ても大丈夫、右斜め前に走っている自動車はウィンカーは出さず直進する様子。幅寄せもしてこない。
10mくらい手前。ウィンカーは出していなかったのでほぼ直進だろうな~、と思っていました。もちろん幅寄せもなし。
数m(交差点と自動車の間は多分2~3mくらい)手前で自動車が左ウィンカー、即左折。
左側の歩道に歩行者はいませんでしたが、向こう側から歩いてくる歩行者はいました。しかし向こう側の歩行者がこちら側に着く前に左折できると思ったんでしょう。いきなり左折。
「えっ、まじ?俺死角入ってないよね?サイドミラーから見えるよね?幅寄せもウィンカー指示も出さずいきなり?!」
一応左折ができるようにでしょうか、徐行に近い速度まで直前で落として何もないかのように「キュッ」と左折。
左折のタイミングで左リアウィンドウから運転席の方が見えました。多分30歳前後の女性でした。
こちらには気付くそぶりも見せず、左折してそのままいってしまいました。
イメージ的にはこんな感じです。僕はもう少し後ろにいましたが。
(ニッポンレンタカーから9つの安全運転のお願い|レンタカーならニッポンレンタカーより)
「まじか~、車間距離取っておいてよかった~」というのが直後思ったことです。
「でも俺、車間距離取って死角に入らないように見える位置にいたよね?直前まで左ウィンカーも出さず、幅寄せもせず、左後方確認もせずに左折って酷くない?
…っていうかもし俺を巻き込んだら人身事故ですよ?よく免許とれたなぁ…」というのが信号を渡りながら思ったことです。
左折するなら左ウィンカー出す、幅寄せる、徐行、前方と左後方確認、安全確認ができたら左折じゃなかったっけ?!
自動車と自転車じゃ明らかに当たり負けします。お願いします、確認してください。
嫌がらせ?
もう一つは、夕方のことです。と言っても車幅灯をつけている車はまだ2割くらいしかいない程度の暗さです。最近は日が落ちるのが早くなったこともあって、僕自身は自転車でも早めに前のライトと、後ろの赤ライトを点灯させています。
直線の歩道をゆったりと、時速5kmくらいで走っていました。大人が歩く速さが時速約4kmというのでそれより少し速いくらいです。
そうしたら右斜め後ろを走っていた自動車が、僕を通り越したくらいでいきなり左ウィンカー、即左折。巻き込まれ寸前でした。
しかも僕の目の前でいったん停止、バックするライトを付けてバック。駐車。
いやいやいやいや、僕がいるの、赤ライト点灯してるから分かってましたよね?ほんの数秒待てば左折しても問題ないことも分かってましたよね?しかも僕の目の前でバックして駐車って…嫌がらせ?
通り過ぎる時に運転席が見えましたが、茶のソバージュ、肩に髪がかかるくらいの長さ、すこしそばかすのある女性でした。一瞬目が合ったんですが右手を挙げて「ごめんね」を表すようなあいさつするをくらい。いやいや…
右手あげて気付いていたそぶり見せるくらいなら数秒待てよ。
一瞬、止まって注意しようかとも考えたんですが、こういう人って注意されたとしても響かない、そもそも響くくらいならこういう運転しないです。
それに相手が厄介な人だと面倒だし、こちら側が厄介な人だと思われても面倒です。いつか巻き込み事故とかするんじゃないかな~と思いながらやり過ごすことにしました。でもこれが前しか見ていない、スピードの出ている中高生の自転車だったら?多分トラブル起こしていますね。
(交通事故関係 フリーイラスト素材より)
おまけ。高齢者の運転
ニュースで高齢者ドライバーの事故が多い、という報道をよく見るようになりました。
よくは見ているんですが、テレビの向こう側の出来事だと無意識にとらえていました。
ところが、事故ではないんですが高齢者の事故を起こしそうな運転を見ました。
僕は片側二車線の道路の自転車専用レーンを走っていました。すると反対車線の路肩に高齢の女性と、その前に旦那さんと思われる方が運転されるボックス型の自動車がありました。
パッと見、旦那さんが奥さんを迎えにきたようでした。
で、奥さん(と思われる方)の前で車をいったん停止していたんです。なんか微笑ましいなぁ~と思いながら通り過ぎようとした時です。
女性の前から急に前進、次にゆっくりバック。女性を乗せずにです。
「んっ?どした?」と思って自転車を歩道に上げて少し様子見する僕。
バックして女性の前にきて、また止まる自動車。
女性を乗せて走り出すのかなぁ、と思っていたら急にエンジン音空ぶかし&地面にタイヤがこすれるような「キュキュキュッ」という異音。
ドライブに入れていたつもりのシフトレバーがニュートラルに入っていたようです。
今の車の一部はシフトレバーがどこに入っているのか分かり辛いものもあるようですし、その男性ドライバーも新しい車だったのかもしれません(しかし「キュキュキュッ」の異音は分かりませんが)。
いちがいに高齢者ドライバーの「認知・判断・操作」の欠如、というには少し大まかじゃないかな、という気もします。
それにしても目の前で高齢者が運転する、動きが予測できない自動車というのは初めて見ただけに衝撃でした。もしあの近くに、ひょっとしたら前に自分がいたら?と思うとやっぱり怖いです。
(高齢者の車の事故のイラスト | かわいいフリー素材集 いらすとやより)
事故を起こさないようにするには、巻き込まれないようにするには
自分自身自動車、自転車、歩行者それぞれの動き方を予想しながら動いた方がいいんだろうな~ということが一つ。
もう一つは予想してから操作や行動するまでの時間が持てるように余裕をもって周りを観察できるように、(周りに迷惑をかけない程度に)ゆっくり動作するのがいいんだろうな~、という教訓になりました。
以上「自転車にとって自動車は怖いんです。」でした。