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ウィルス対策ソフト、入れていますか?

おはこんばんにちは。ヨンペです。

つい最近、パソコン関係に詳しくはない女友達と話していました。その子はスマホ(iPhone)も持っているし、パソコンも持っているけどメインで使うのはスマホで「パソコンにウィルス対策ソフトっているの?本当に必要なの?」っていう話になりました。

結論から言います。

入れた方がいいです。というか入れてください。

知識のある方は無償のソフトでいいですが、不安な方は有料のソフトを入れましょう。

ウィルス対策ソフトを入れないことを例えるなら「どしゃ降りの雨の中を傘を差さずに歩く人」です。ゲリラ豪雨やスコールのように一時的に降る激しい雨ではなく、ずっと降り続けているどしゃ降りの雨です。

雨の中を、ずっと降り続けていると知っているのに、傘も差さず雨具もつけず歩いている人ってドMかな?自傷癖のある方かな?自分を傷つけて愉しむ方かな?と思いませんか。

インターネット上に流れるウィルス(≒悪意あるデータ)は絶えず振り続けている雨のようなものです。少し前に読んだ記事ではインターネットに流れるデータ量の7割は悪質なもの、とありました。

今は通信網も広がっていますし、スピードもケタ違いに速くなっていますのでより大きなデータが流れているはずです。

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雨でずぶ濡れの人のイラスト | かわいいフリー素材集 いらすとや

普通の人の感覚

始めに書いた女友達の言う通り、セキュリティにかかわらない普通の人の感覚ってこういうものなんでしょう。「ウィルス対策ソフトって入ってて意味あるの?」って。

「買ったパソコンに初めから入っていたみたいだけど、買ってしばらくしたらパソコンの画面に「契約継続の手続き」が出てきて、怖いし信用できないから放っておいてる」という方もいます。

ITを職業にされている方でも

職業がIT分野の方でも、セキュリティの被害にあったことがない方・身近に被害にあった人がいても他人事にとらえてしまう方ですと似た考えを持たれているようです。

僕自身もセキュリティを専門に扱う職業ではありません。しかし担当の一つとして任されたときに調べて、SF並みの驚異の大きさと影響力を知って周りに話したものの、煙たがれてしまったことがあります。

その話したことを放置していたばかりに○千万、概算だと億に届くほどの甚大な被害を受けてしまったのですが。これは以前の記事に書いたことがあります。

yonpe.hatenablog.com

現実に行われているインターネットのリアルな戦争

「インターネットを流れている通信のうち7割は『悪意ある通信』」という記事がありました。「悪意ある通信」とは次々に自己増殖して広がっていくウィルスはもちろん、特定の企業や団体、個人を狙った攻撃、迷惑メールなど、悪影響がある通信全般を言います。

少し前の記事になりますが、インターネットで起きている戦争というものがありました。目には見えにくいのですが実際に起こっていることです。

news.livedoor.com

こちらが今実際にどこから、どこへ、どのような種類の攻撃が行われているのかを地球儀のようなものに「見える」ようにしたものです。

cybermap.kaspersky.com

ご覧になった方もいらっしゃるかもしれません。でもこれは架空のSFや映画の話ではなくて事実です。大マジです。もう少し分かりやすい動画を貼ります。

www.youtube.com

これらはウィルス対策ソフトを提供している企業が作ったものです。

調査、研究、注意喚起している企業

ウィルス対策ソフトの開発ではありませんが、IBM X-Forceというセキュリティー研究開発機関へ見学に行ったことがあります。紹介動画がありましたのでこちらに貼ります。

www.youtube.com

張り付けた動画は映画っぽい作りになっていますし、少しだけ誇張もあるようですが、実際の研究開発所の作りはこれと同じでした。前の壁一面を占めるモニタで悪意ある通信をリアルタイムに監視・表示しています。緊急時は表示される内容が変わるそうです。

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brandchannel: IBM Pitches ‘New Collar’ IT Jobs to Trump As Walmart Workers Tap Watson

www-03.ibm.com

このような研究開発機関が監視センターを設け、リアルタイムでインターネットの状況を監視しています。

深刻な攻撃の兆候を見つけた場合にはインターネットのセキュリティ協定を結んでいる機関同士で、利害関係を度外視して水面下で情報共有、セキュリティ対策をサービスとしている企業はもちろん、インターネットサービスプロバイダ(以下ISPと略します)などの通信関係の企業、マイクロソフト、アップル、デジタル機器を販売している企業へ注意を促しています。

これらの研究開発機関が水面下でセキュリティ企業やISPなどに連絡して、前の記事に書いたWindows Updateや、今回の記事になるウィルス対策ソフトに反映されるんです。

企業や団体が目当てで個人は関係ない?

ここまでだと企業や団体が対象で、個人を攻撃するのは考えにくいんじゃない?と思われるかもしれません。違います。すごく関係があるんです。

こういった企業や団体を攻撃する、一番古くてしかも効果的な攻撃方法があります。無数のデジタル端末(主にパソコンで数千台・数万台・数百万台になることもあります)から攻撃先の企業や団体に洪水や津波、土石流のように数の暴力である要求を送る方法です。

送られた側のサーバは要求にこたえきれずに能力オーバー状態になります。その隙を狙って攻撃対象のサーバを支配する方法です。

この攻撃に使われるのが「自分が知らないうちに支配されている、個人用のパソコン」です。知らないうちに感染しているので所有者に自覚症状がないことがほとんどです。

使うべきウィルス対策ソフトは

前置きが長くなりましたが、自分が知らないうちに自分のパソコンが感染していて、他に迷惑を与える可能性があるということです。

もちろん、自分自身のパソコンのデータが消えることもありますし、二度と読めないように書き換えられることもあります。パソコンをロックされ、解除する条件に金銭を要求されることもあります。

これらを防ぐ最低限できる手段がウィルス対策ソフトです。ご存知の方もいらっしゃると思いますが、ウィルス対策ソフトは無料のものも有料のものもあります。

有料のセキュリティ対策ソフト

僕は有料のものを強くお勧めします。
理由は「責任の所在が明確だから」。
それに「問合せ先がある安心感」の二つです。

有料のもの、ということはウィルス対策ソフトの開発企業へお金を払っているわけです。お金を払っているということは、受け取る側に安全を提供する義務ができます。

もしソフトを入れていたのにウィルスや悪質なプログラムに感染してしまった場合、そのソフトの開発や販売をしている企業にはそれを解決しなければいけません。これが責任の所在が明確ということです。

それにソフト的にトラブルが起きても問い合わせる先がある安心感は絶大です。

簡単に紹介します。

ウイルスバスター クラウド | 3年 3台版 | Win/Mac/iOS/Android対応 |

企業や団体などの法人向けサービスが多い印象がありますが、 一般消費者向けへもTVCMをしているのでよく知られているソフトだと思います。入れるだけで細かな調整がほとんどいらない点が嬉しいです。サポートも充実しているので初心者の方へお勧めします。7年連続セキュリティソフト販売本数NO.1。

ノートン セキュリティ プレミアム 3年3台版 (windows/Mac/Android/iOS対応)(最新版)

数年前まで「セキュリティソフトなのに入れるとパソコン自体の動作が遅くなる、本末転倒な迷惑ソフトに近い」なんていう酷評をされたこともありました。しかしさすがにこの評価は企業にも伝わったようで改善されています。結構ガチガチに守るので入れた後は設定など調整した方がいいです。少しベテラン向け。

カスペルスキー セキュリティ 2017 3年5台版

ロシア・モスクワに本社を置くセキュリティ企業のものです。ロシアがネット関係の脅威を受けやすいのか、ウィルスの検出性能がよく、また動作も軽いと聞きます。世界的評価機関による性能比較テストで、5年連続No.1を獲得。 

マカフィー リブセーフ 3年版 (最新版)

僕がお世話になっているものです。 ウィルス対策ソフトは○年間○台まで有効、というものが多い中、マカフィーは3年間の間パソコン・スマホ問わず何台でも入れていいという太っ腹な戦略をとっています。パソコンに入れた後少し調整した方が使いやすくなりますが、そのままでも充分使いやすいです。

無料のセキュリティ対策ソフト

僕としては有料のものをお勧めしますが、ベテランの方、それかパソコンやスマホにトラブルが起きても自己責任で直せる方は無料版がいいと思います。

自分でトラブルの原因を調べて、レジストリというパソコンの動作を制御する重要なところをいじることができて、万一の時には購入時の状態に戻せるくらいの方です。

昔からある、僕自身も試したことがあるソフトを紹介します。

AVG アンチウイルス 無料版

forest.watch.impress.co.jp

フリーのウイルス対策ソフト。常駐してリアルタイムにウイルス侵入を監視できるほか、スパイウェアアドウェアの検出・駆除も可能。更新される頻度も高く、検出する精度も高いという、無料版のウィルス対策ソフトの中では必ず名前が挙がる有名ソフト。

アバスト 無料 アンチウイルス

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上のAVGに加え、メールや定期的なパソコン内部のスキャン機能を持っていて、設定次第で復元も可能。ただし無料なのは家庭や個人の非商用に限る。また30日以上利用するにはユーザー登録が必要で一年に一度更新手続きが必要。でも無料。有料版になるとさらに追加の機能が使える。

Microsoft Security Essentials

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ウイルスやスパイウェア、その他悪意のあるソフトからPCを保護できるマイクロソフト製のマルウェア対策ソフト。指定したファイル・フォルダのウイルス検索・駆除機能、定期的なウイルス検索を行うスケジュールスキャン機能、PCを常時監視してマルウェアのインストールを検出できるリアルタイム検知機能といった基本的な機能を備える。

 マイクロソフトが提供しているということと、このソフトを持っているユーザー同士で(個人を特定せずに)悪意あるプログラムの情報共有、反映、Windows Updateに組み込まれる点では最もユーザーに手間を取らせない。

まとめ

個人的には何度も書いているように有料版のウィルス対策ソフトをお勧めします。理由も書いた通り「責任の所在が明確」だから。言い換えれば「責任をソフトウェアメーカーに押し付けられる」とも言えます。

以上「ウィルス対策ソフト、入れていますか?」でした。

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