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マーケティング、ってなんだろう。

おはこんばんにちは。ヨンペです。

学生時代は商学部マーケティングを専攻していました。一般的に商学部というと簿記、会計、統計、経営などを類推される方が多いんですが、マーケティング商学部で専攻するものでした。

今はいろいろな名称の学部ができていて、どの学部でどのような分野が専攻されているのかは想像もできませんが。

マーケティング、ってなんだろう。」と思ったきっかけ

今回はふと新入社員で営業を始めたばかりの時に、商品企画部(今はマーケティング部と名称が変わっています)の統括部長が支部へ来てお話をしてくださったことを思い出しました。そこでお話していただいたのが「マーケティング」でした。

統括部長「マーケティングの4Pを答えられる奴おるか?」

新入社員の僕「(学生時代専攻していたからな~、基本やね)プロダクト、プロモーション、プレイス、プライスの4つです」

統括部長「おうてる。じゃ、今はさらに必要なものが2つ増えてる。誰か分かるか?」

支部全員「(Pが付く新しいもの?4Pでさえ知らんのに英語じゃ想像もつかん)」

統括部長「情報とスピードや!」

支部全員「(Pどこいった?!)」

というお話です。

しかしこのやり取り以外、統括部長がお話しされたことは寸分たがわず真実・核心を突いたものでした。

ただ、マーケティングで市場全体のお話をされても、一つの支部のそれぞれの営業員の業務にどう当てはめればいいのかわからん、という疑問は営業員の間で残りましたが。

恐らくそのお話をどう日々の業務に活かすのかは、営業を専門職にしているそれぞれがおのおのの解釈で当てはめて精進せよ、というメッセージだったのだとは思います。

といっても、お話していただいた後で支部長にどう解釈すればいいんですかね?と聞いても支部長も明確な答えはされませんでしたが。

この出来事を思い出して「そういえばマーケティングってよく言われたり本の表紙になっていたりするけど、どういうことをマーケティングって表現しているんだろ?」と思い返したのでそれを書いてみます。

テーマが大きすぎるしいろんなところで使われている表現なのでコンパクトにまとめたいんですがどうなるか分かりません。

一言で表現してみる

一言で、自分の言葉でマーケティングを表現します。

モノが売れ続ける仕組み作り

これがマーケティングの根本、と考えています。

修飾するものや別の表現、知っている手法をそぎ落として、とことん意味を還元しました。その上でマーケティングという言葉が目的とするものを端的に表現するとこうなります。←ここの表現「ブラックラグーン第二巻43ページ」から引用しました。

ここで書いた「モノ」はあえてカタカナにしています。物理的に形があるものやないもの、感情を動かすものなどいろいろなものや事象を指すからです。

「モノ」とは?

すぐ思いつくモノはスーパーや百貨店、ドラッグストアなどで販売されている商品ですね。それから飲食店で出される料理もそうです。

ですがマーケティングの場合は形のある商品に限らないと考えています。

お客さんの為になる形にはならないサービスであったり、技術、知識、金融商品、感動やサプライズをくれるもの、体験、表現が悪いかもしれませんが人材などなど、金銭がかかわるものはすべてマーケティングの対象になると考えています。

例えば?

サービスの例

サービスの例を挙げると、今僕が書いている「はてなブログ」もブログを無料で開設できるサービスですよね。インターネットもそうです。生活に必要な電気・ガス・水道が使いたい時に使えること、使えなくなってもすぐに復旧させることもサービスでしょう。テレビがいつでも見られること、携帯電話やスマホがいつでも通じることもサービスの一つと考えられます。

技術の例

技術でしたら、身近なところでいえば美容院や理容院のカットやスタイリング、ネイルサロンやエステ・整体、太極拳教室や護身術・武道、BtoB*1でいえば社内ネットワークを構築する技術やセキュリティを提供するウィルス対策ソフトやアプライアンス*2があげられるでしょう。

知識の例

知識は、受験などを目的とした塾やカルチャースクール、セミナーなど技術や体験と被るものが多いかもしれません。新聞や本、雑誌、週刊誌も知識と言えますよね。

金融商品の例

身近なものですと銀行の普通預金貯蓄預金、生命保険や損害保険が当たると思います。僕は経験がありませんが銀行や証券会社、投資信託などでは扱っているものを金融商品と呼んでいると思います。株やFX?為替取引?なども金融商品ですよね?かかわったことがないので詳しくは知りませんが。

感動やサプライズをくれるものの例

高級なレストランやホテル、バーは場所や内装、接客や出される料理など総合的に感動やサプライズを提供してくれますよね。結婚式やお葬式などの冠婚葬祭を扱う業種も感情を動かしたり揺さぶるものを提供しますね。

体験の例

ラフティング*3バンジージャンプ、スキューバダイビング、乗馬体験が当てはまります。遊園地も楽しい体験を提供していますね。

人材の例

就職活動や転職活動を行う際、新卒であれば高校や大学に「就職支援課」があると思いますし、転職活動でしたら転職エージェントがあります。派遣会社も当てはまると思います。不謹慎ですが人身・臓器売買も当てはまるでしょう。

売れ続けなければ意味がない

これらのモノは売れ続けてくれなければ一発屋で終わってしまいます。一瞬だけ爆発的に売れても、長い目で見ると意味がないんです。その時に有効だった販売方法や消費者の動向、意識や世論、世の中の動き(または動かし方)、競合の動向はその後他のモノを販売する時に役立つでしょうけど。 

人が生き続ける限り、生産と消費の活動は続きます。

だからこそ売れ「続ける」ことが大きな意味を持ちます。

そのために生まれたのが有名なトヨタカンバン方式*4だったりサプライチェーンマネジメント*5だったりするんじゃないかと考えています。

また現状分析をするためにSWOT分析*6やクロス集計*7を行っているのではないでしょうか。これらの手法を元に、どうやってモノを売れ続けさせることができるのか考えます。

すべての手法は人が生き続ける限り、生産や消費をし続ける限り必要なこと、つまり

モノが売れ続ける仕組み作り 

をしなければいけないということだと考えています。

余談1-不労収入

この点を考えると、不動産や家賃収入、ネットワークビジネスでよく言われる「不労収入」ってマーケティングの考え方からは外れてもいいところにいるんだろうな~と思います。どれも関係したことがないので知りませんが。

余談2-養命酒

そういえばドラッグストアで見かけるしTVCMも見かける「養命酒」。

あの商品ってずーっと販売されていますよね。しかも値崩れすることも滅多にない。

あの商品のマーケティング手法って少し特殊なんじゃないかな、と見かけるたびに思います。

最後に少し余談が入りましたが、以上「マーケティング、ってなんだろう。」でした。

*1:企業間取引(きぎょうかんとりひき、英: Business-to-business, B2B, BtoB)とは、製造業者(メーカー)と卸売間、または卸売と小売間など、企業の間での商取引のこと。対照的な用語は、企業対消費者間取引(Business-to-consumer, B2C, BtoC)、企業対政府間取引(英語版)(Business-to-government, B2G, BtoG)である。

*2:特定の機能や用途に特化した専用機器のこと。 複数の機能を保有する汎用機器に対し、不要な機能を削減しているため、比較的安価で高い性能を持っている。 ストレージやルータ、ロードバランサなどの製品分野でアプライアンス製品が多く見られる。

*3:ラフティング (rafting) とは、ラフトを使用し川下りをするレジャースポーツ。特に急流を下ってスリルを楽しむホワイトウォーターラフティングを指すことが多い。また、業者が開催するラフティングツアーに料金を払って参加するコマーシャルラフティングを意味することも多い。

*4:カンバン方式とは、生産現場で、連続する工程間の仕掛在庫を最少にするための仕組み。 トヨタ生産システム(TPS)でジャスト・イン・タイムを実現するために開発された手法の1つ。 カンバン方式で、前工程はカンバン(生産指示標)を発注書として受け取り、製品を加工する。 加工後、加工品はカンバンとともに後工程に渡される。カンバン方式とは | ビジネススクールならグロービス・マネジメント・スクールより

*5:SCM(サプライチェーン・マネジメント)とは、供給業者から最終消費者までの業界の流れを統合的に見直し、プロセス全体の効率化と最適化を実現するための経営管理手法。SCM(サプライチェーン・マネジメント)とは | ビジネススクールならグロービス・マネジメント・スクールより

*6:SWOT分析(-ぶんせき、SWOT analysis)とは、目標を達成するために意思決定を必要としている組織や個人のプロジェクトやベンチャービジネスなどにおいて、外部環境や内部環境を強み (Strengths)、弱み (Weaknesses)、機会 (Opportunities)、脅威 (Threats) の4つのカテゴリーで要因分析し、事業環境変化に対応した経営資源の最適活用を図る経営戦略策定方法の一つであるSWOT分析 - Wikipediaより

*7:クロス集計とは、特定の二つないし三つの情報に限定して、データの分析や集計を行なう方法。 縦軸と横軸に項目を割り振って、動的な変化を視覚的にわかりやすく表現しているもの。 特定の項目の相互関係を明らかにすることができる。 アンケート調査の手法としては、最もポピュラーなものの一つであり、クロス集計の他に単純集計がある。クロス集計 | マーケティング用語集 | シナジーマーケティング株式会社 SynergyMarketing

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